参道が美しい寿福寺
鎌倉時代のキーパーソンが深く関わる寿福寺
鎌倉五山第三位の寺ということもあり、鎌倉の中でもかなり位の高い寺です。それもそのはずで、北条政子が源頼朝を弔うために建てた寺と言われています。寺の奥には一般公開されている政子の墓もあり、鎌倉歴史的に重要なスポットです。JR鎌倉駅からは徒歩10分程度、線路沿いにある寺です。
寿福寺山門に到着しました。前日の台風の影響で多くの交通機関が麻痺しているせいか、観光客らしい姿は皆無でした。
鎌倉随一の美しい参道
山門を潜ると、中門と参道が見えます。光と影のコントラスト、左右の木々が擦れる音、厳かな雰囲気が感じられます。
仏殿と市天然記念物のビャクシン
中門から見た、仏殿。普段は非公開ですが、ごく稀に公開されている日もあるそうです。写真左に写るビャクシンは鎌倉市の天然記念物となっています。石畳と苔が良い雰囲気を醸し出しています。
中門の脇から奥へ続く道があり、北条政子・源実朝の墓へ続いているようです。が、この日は台風被害により、道がかなりぐちゃぐちゃになっていたので、訪問は断念しました。
いつでも参拝可能
参拝料や拝観時間などはなく、いつでも訪問できます。静謐な空気と木漏れ日は体感する価値があると思います。鎌倉時代を形成したキーパーソンとの関わりが深いお寺でした。